3連休の中日11月2日、今年で10回目を迎えた富山マラソンが開催されました。午前中は小雨、昼過ぎからは本格的な雨というあいにくの天候でしたが、過去最多となる約1万5千人のランナーが参加しました。高岡市役所前を出発し、射水市の新湊大橋を渡り、富山市の富岩運河環水公園を目指して、老若男女が42.195キロに挑みました。

寺崎工業からも5名の社員が参加しました。この日のために、社員がデザインした会社名入りのオリジナルTシャツを制作しました。これを着て社員が走るとなれば、応援しないわけにはいきません。私はコース近くで大きな声援を送りました。
コース上には、風船を頭につけたペースランナーの姿もあり、「3時間半」や「4時間」など、各自の目標タイムに向けてペースを保てるように工夫されていました。ランナーたちの足音が絶え間なく響き、色とりどりのウェアや仮装コスチュームが目を引きました。沿道にいる誰もが応援したくなる雰囲気です。私も拍手をし続け、「頑張れ!」という声も自然に出てきました。中には苦しい表情ながらも「ありがとう!」と笑顔で返してくれる方もおり、こちらのほうが励まされました。一方で、後方には疲労が見える人や足を引きずりながら走る方もおられ、「頑張れ!」と声をかけてよいのか迷う場面もありました。
寺崎工業の社員を探しましたが、私が確認できたのは残念ながら2名のみ。声をかけると彼らは余裕のある走りで笑顔を見せてくれました。「健闘を祈る!」という気持ちで手を振り、最後まで見送りました。
マラソンは、私にとって「持久走」という言葉がぴったりの競技です。自分との戦いであると同時に、見る人にも感動を与える不思議な力があります。
寺崎工業の5名は全員、無事に完走できたようです。本当にご苦労様でした。
今週末に、来年に向けての強化合宿、夜の部があります(笑)。頑張った社員をねぎらいながら、「美酒」を楽しみたいと思います。




