慰安旅行

二班に分かれて慰安旅行へ行ってきました。目的は「親睦」。行先については、まず皆が楽しめる所、そして皆があまり行っていない所にしようと思い、選んだのが広島県です。二泊三日で「尾道」「呉」「広島」とバスで巡る旅を考えました。また宿泊先は宴会後に二次会へ行きやすい立地のホテルを選びました。時期は暑くなる前に行きたいと6月の中旬と下旬に分けましたが、一班は梅雨真っ只中、二班は一転して真夏日の旅行となりました。

昨年は宇奈月温泉と長野の善光寺参り、このブログにも書きましたが大いに盛り上がりました。今回も出発日の朝、新高岡駅から北陸新幹線に乗車したところから盛り上がり、中にはビール6缶入りの保冷バッグを肌身離さず持ち歩く社員もいて、笑いの渦に包まれました。敦賀駅と新大阪駅で乗り換え、何とか誰も欠けることなく山陽新幹線の福山駅で降りることができました。「坂の町」尾道で山頂からの瀬戸内を展望し、牡蠣料理の昼食。北陸で牡蠣といえば冬の食材ですが、美味しくいただきました。呉に移動して大和ミュージアム(サテライト)・てつのくじら館を見学、旧呉鎮守府であり海上自衛隊の呉地方総監部所在地としての「歴史の重み」を感じました。残念ながら私は宴会後早々に自沈し、就寝訓練に移りました。(笑)

翌日は呉軍港のクルージング、空母に改修された「かが」や潜水艦5隻が泊まっている桟橋など、満席の観光船の屋上デッキから間近に見ることができました。昼食は江田島のリゾートでのBBQ、遠くに瀬戸内を行き交う船を見ながらの肉と海鮮と野菜とアルコールで満腹。そして夕食の懐石コースも「これでもかー」というほどのボリュームで、皆満足顔から体重心配顔になったのではないかと思います。それでも二次会で「広島焼き」を食べに行った社員もいたと聞きました。

翌早朝、私はホテルから原爆ドーム近辺を散歩しましたが、社員の中には10キロのランニングをしたというツワモノも。最終日は宮島口から10分の連絡船に乗り世界遺産の厳島神社・門前町を散策、灼熱の太陽の下で体重が戻ることを祈念し、ご利益のある参拝ができました。帰りは広島駅から山陽新幹線に乗車して、行きと逆の経路で。見学場所も食事内容も大変充実した慰安旅行になりました。

私は「同甘同苦」という言葉が好きです。「皆で助け合い苦難を乗り越え、美味しいものを食べる時も皆で一緒に」そういう会社でありたいと考えています。ただ3日間で3キロも体重が増えてしまいました!元に戻すのが大変です・・・。