除雪

1月下旬、北陸富山は一気に降るいわゆる「ドカ雪」ではなく、毎日のように雪が降り続いていました。私はMyショベルカーを使い、毎朝除雪作業を行いました。今年は今のところ、例年より多く、6回余り出動しています。除雪を行う場所は、保育園が2か所と当社の駐車場です。早い日は、朝4時前に起きて作業を始めることもあります。

除雪は、雪が降ってから始めるものではありません。雪のない時期から、あらかじめ準備を進めています。障害物の位置を事前に把握し、出入口にはポールを立てて境界を明確にします。それでも、ショベルカーで「ガツン」とやってしまうことがあります。

先日も近所をボランティアで除雪し、雪捨て場に運んでいたことがありました。その後、近所の方が我が家まで来て、「道路に雪がはみ出ている」と苦情を言われたのです。正直なところ、少し腹が立ちました。「それなら、もうこれからは…」と考えてしまう瞬間もあります。

雪国では、多くの建設会社が道路除雪を担っています。道路の除雪では、どうしても道路の両側に雪の壁ができます。それに対して、「家の玄関前に雪の壁を作った」「雪を捨てていった」といったクレームが、市や建設会社に寄せられることも多々あるそうです。ひどい話では、除雪作業中にスコップを投げつけられたと聞いたこともあります。
そうした現実を知るにつけ、改めて、厳しい環境の中で除雪にあたる運転手の方々に、心から敬意を表したいと思います。

新年のことば

明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

昨年は、トランプ政権の誕生により、国際政治が先行き不透明な状況の中で新たな局面を迎えました。国際社会では、「法」による秩序よりも、「力」による支配を重視する動きが、米・露・中で強まっています。
こうした中、今年に入ってからアメリカは中南米を自国の「裏庭」と位置づけ、麻薬密輸対策を名目にベネズエラへ出兵し、大統領を連れ去るという強硬な行動に出ました。

一方、国内に目を向けると、昨年秋には石破政権に代わり、少数与党ながら初の女性首相となった高市政権が誕生しました。現在は高い支持率を背景に、2月解散説も取り沙汰されています。
経済面では、株高・円安が進む中で金利が上昇しています。その結果、大企業と中小企業、輸出志向型企業と国内志向型企業との間で、格差が拡大しています。
今年が始まってまだ半月ではありますが、「変化の新年」と呼ぶにふさわしいスタートだと感じています。

地方の建設業である当社も、こうした国内外の変化の影響を避けることはできません。身近な課題としては、技術者不足、建設資材価格の高騰、人件費の上昇などへの対応が求められています。

今年の干支は、60年に一度巡ってくる「丙午(ひのえうま)」です。丙午は火の性質を二重に持つとされ、人や社会に活力や情熱をもたらす年ともいわれています。私は、この令和8年が「新しい芽が生まれ、育ち始める年」になるのではないかと考えています。

当社においても、すでにいくつかの「新しい芽」が見え始めています。土木部には6名のメンバーが加わり、安定した施工体制が整いました。昨年末には、県の高岡農林管内における優良工事表彰で「最優秀賞」という栄誉ある評価をいただきました。
また建築部門では、内定を含めて3件の大型物件の受注が見込まれています。今年は例年以上に、高岡と富山、建築と土木の垣根を越えた情報共有と助け合いを進めていきたいと考えています。
働き方改革についても、休日の確保や残業時間の削減に加え、若手社員との交流促進などを通じて、より働きやすい環境づくりに取り組んでいきます。

私は、「会社が利益を上げ、それを社員に還元でき、無事故で、社員とその家族が元気に過ごせる年」こそが、良い年だと考えています。社員一人ひとりとともに、そのような一年を創り上げていきたいと思います。