大阪出張で考えたこと

3月に入りました。今年初めて大阪へ出張し、グループ会社の得意先を廻ってきました。夜は大阪の中心部ミナミで泊まり、久しぶりに知人と会って吞みました。平日の17時過ぎでしたが、道頓堀や心斎橋界隈の人の多さに驚きました。外国人が仲間と大きな声でしゃべりながら、いたるところで座って飲食し、日本人は肩身を狭しくして道路の隅を歩いているように見えました。コロナ禍が過ぎたとはいえ、雑踏ではマスクが必要だと感じました。

約30年前、多くの日本人が東南アジアへ遊びに行った時代がありました。今はその逆で、「円安」で日本に来やすい状況になっています。言い方を変えれば「日本が貧乏になった」と私は思っています。いま日本は研修生として外国人を受け入れていますが、このままでは海外への日本人の出稼ぎが盛んになると思います。 熊本では台湾企業のTSMCの半導体工場が稼働しました。これも円安がもたらしたものといえるでしょう。ここでつくられた半導体はソニーの製品にも使われるということです。「貿易立国」の日本が魅力ある製品をつくり、世界に輸出され、再び豊かな「経済大国」になってもらいたいものです。

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